Author
October 18, 2026
閉園後の遊園地。残業を終えたマネージャーが帰ろうとしたとき、清掃・券売・整備・放送・観覧車のロボットたちが、仕事の道具を楽器に持ち替えて秘密のライブを始める。巻き込まれた彼は手を叩き、やがてステージに上がって一緒に跳びはね、夜明け前の終演を迎える。ベンチで目を覚まし、あれは夢だったのか——ロボットの一台がウインクする。働くためにつくられた機械にも「業務時間外」があるとしたら。人とロボットが、仕事の外側で同じ喜びを分け合う一夜を描いた短編。